一留が電車から少し降りて飲み物を買っているとするなら、二留は駅弁まで買っている

従兄弟と電話で話していたらある町の話になって「あそこは空気全体が淀んでるよ、平日昼間に行くと良い」「淀んでるってどういうこと?」「社会のレールに乗っかってない人が集まってるってニュアンス」と教えてくれた。明るくてキラキラした街よりそういう淀みが有る方が好きなので楽しみだ。

社会のレール。僕が途中までしか乗れなかったものだ。僕も従兄弟も旧帝大のいわゆるいい大学に入ったけど、その後留年して学部で卒業している。修士はでてない。理系の人ならわかると思うけど修士でてないと「あっ......(察し」みたいな扱いになる。大学では二級市民になったような気分になるので余計行きたくなくなる。

従兄弟は一留だったけど僕は二留だ。しかも従兄弟は課外活動で賞を取るくらい頑張ってて忙しくて留年、という正の留年だが、僕は違う。僕は正真正銘何もしていなかった(毎日少女革命ウテナを見ながらciv5をしていた)ため、前に進むことができなかった負の留年だ。

一留と二留はだいぶ印象が違う。一留する人の中には従兄弟みたいにまともにやってれば普通に卒業できたがちょっと他のことをやりすぎちゃいました、みたいな人もいるが、二留になるとそういう人は少ない。一度犯した過ちを二度繰り返す愚か者しかいない。

 

「みんな優しくしてくれます。留年なんて大したことないよって、社会に出たら修士も学部も一緒だよって。でも違うんです、みんな見くびってるんです、下の階級だって!」

びゅーんびゅーんびゅーん

御影草時「わかりました。あなたは世界を革命するしかないでしょう。あなたの進む道は用意してあります。」

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