久しぶりに旅行に行ってきた。すごく楽しかったのでこれからも定期的に行くことにたい。旅というのは自分のなかでは気合を入れないとできないことなんだけど人と〇〇に行くって約束すると、約束を守らないと行けないから嫌でも体を動かせる。麻雀の負債という形(実際には何も返さないんだけど)になると余計守らなきゃいけない気がしてホテルとったり電車調べたり自分のためにはめんどくさくてできないようなことが次々できるので旅麻雀けっこう良いなと思った。
旅麻雀
もともとは昔住んでた寮の寮祭の企画かなんかでやってたイベントだった。コロナ前だったのでその時負けた人はポーランドに行かされていた。
今回のルールは1000点1kmで局ごとにマイナスの分につき座ってる席の方角に地図上で移動、プラスの分については自由にしてもよいという感じで3半荘くらいした。
このためにdiscordのbotを作ったりした。意外と今いる地点からxkmを調べる方法が簡単に見つからなかった。仕組みは、目標と現在位置の2地点の距離を目標のkmになるまで2分探索するというものだ。2地点間の距離はgeopyというライブラリを使った。
実際やってみて思ったのは局ごとにやるのは面倒だから次から最終成績でやったほうが良いかも。あと麻雀に勝つことで人を遠くの方に行かせるのは意地悪だけど、結構楽しい。
去年の終わり頃にやって結果は4着で-100kmくらい西に行くことになった。場所はだいたい鳥取県に決まった。
鳥取砂丘
広い。本当に広くて歩いても歩いても景色が変わらなかった。ブリーチのラスノーチェスみたいだったね。雪が降っててとっても寒かった。砂丘の砂は砂浜の砂と違って匂いがなかった。ラクダに乗りたかったのに雪のせいかラクダは居なかった。それだけが唯一の心残りだ。
砂丘近くのレストラン
近くのレストランでピザとパスタをたべる本当に美味しかった。
ホテル
駅前のホテルに泊まる。部屋が広くて大浴場もあってよかった。漫画5000冊貸し出し可って書いてあったので流行りの漫画でも読もうかな~と漫画の棚に行くとつげ義春全集とか手塚とかガロとかがおいてあってオーナーのこだわりを感じた。もっと色々読みたかったけどつげ義春全集の後ろの方とこれを借りた。
夜ご飯
駅前の中華に行く。お酒も料理もとっても美味しかった。上のお酒は桂花陳酒という白ワインに金木犀を付けたお酒らしい。ビールもよくわからないけどフルーツっぽい匂いで飲みやすかった。
2日目
バイキング
ホテルと言えばバイキングこの歳になってもテンションがアガるね。
砂丘に行くこと以外決めてなかったので、どうしようか迷った。美術館と博物館が近いらしいのでそっちに行く。
美術館
小早川秋聲の展示を見た。
小早川秋聲 旅する画家の鎮魂歌(レクイエム) | 京都府京都文化博物館
このサイトに有るような作品があった。「恋知り初めて」というタイトルで書かれた女の子の絵がめーーちゃくちゃ可愛かったし近くで見るとレースの書き込みがすごくてじっと見ていた。あと國之楯って作品がすごくおごそかな感じだった。神聖とはまた別の特別さを感じた。
常設展では鳥取について地学的生物学的民俗学観点から実際の資料と一緒に詳しく説明されていた。
たまたま流れ着いたダイオウイカの展示もやってた。ダイオウイカはとても大きかった。
このあとはもうやることがあんまりなくてバスの時間まで駅前のショッピングモールでシャネルの5番の匂い香らしてもらったりスタバでコーヒー飲んだりして過ごした。
感想
いやー本当に楽しかった。ずっと雪降っててこれ大丈夫か?と思ってたけどあんま気にせず遊べた。旅行中にナクヤムパンリエッタ先生の鳥取ォ、アァウ、ァアアアア後編が発売されたのを知り前編を読んでいたら、西のほうが水木しげるの聖地と知り行きたくなったけど時間がなくて行けなかった。ネットで調べてたら絶対見つけてたはず何に通ぶって旅行の計画一切建てずに行くのをかっこいいと思う自分を恨んだ。砂丘と駅周辺でわちゃわちゃしてるだけでもかなり楽しかったけどね。次はどこに行こうか......北海道行きたいな。
rgqazqki.booth.pm
後編のきららになったナク先生がかわいい