フィッシュマンズの歌詞はどこか死のにおいがする。
歌詞に出てくる言葉は直接的に死に言及はしないが、十分に連想させるほどの詩世界を放っている。どうしてこんなに美しくて暗い言葉と音楽を作れるのだろう。こんな美しい傑作を作ることができたらどれほど満足できるのだろう。俺はいままでずっと死にたかったしこれからも多分死にたいだろう。だけど、もしフィッシュマンズみたいな世界を作ることができれば、報われるんじゃないんだろうか?何をやっても死にたい俺が自分に報いる方法はそこにあるんじゃないのか。そんな気がしている。俺は今曲も歌詞も書けないしプログラムも単純なUIの修正をやるくらいだ。だけどいつか、美しいなにか(それがプログラムなのか曲なのかまた全然知らない何かなのかはわからない)を作ることができたら、きっといいな。
夕日の中で
静かな顔で立ってた
あの人無防備な顔して
ぼんやりと ぼんやりと
ぼんやりと ぼんやりと 立ってたあの姿が君の全て
あの姿が君の全て
全て
全てDaydream, daydream(繰り返し)
死ぬほど楽しい 毎日なんて
まっぴらゴメンだよ
暗い顔して 2人でいっしょに
雲でも見ていたい いたい
夕日の中で
夕日の中で