purpledの日記

自由に生きればこの世の楽園

アメリカ旅行の思い出

先々週友人の誘いでアメリカに一週間行ってきた。有名な大学に行ってみたり、世界を代表する会社の本社ビルにいってみたり、現地のスーパーで買い物したり、ずっと非日常な感じがして新鮮だった。

その中でも特に記憶に残るのは現地のヒンドゥー教の寺院に行ったことだ。「無料でご飯も食べられるしいってみよう!スティーブジョブスもここで瞑想したらしいし!」とテンションの高い発起人に連れられて、寺院に行ってきた。
寺院は大きめの体育館くらいの大きさで、外観は立派で駐車場も広く、お金がかかっていそうな感じがした。玄関につくと履物を靴箱に入れて頭に白い三角巾をした。ここでは土足禁止、帽子禁止、半ズボン禁止らしい。といっても僕以外の2人は半ズボンだったけどね。外国人だから許してもらえたのかも。
広間に入ると、バスケットコート2つよりも広いくらいの空間に、豪華な天蓋付きベッドみたいなものがおいてあった。その中で偉そうなおじいさんがいかにもな感じの巻物のページをめくりながら、マイクでお経を読み上げていた。聴衆はまばらに立ったり座ったりしていて、みんな同じタイミングで一緒にお経を唱えたり頭を地面につけてお祈りしていた。僕らも周りをみて見よう見まねで祈っていた。知らない宗教儀式に飛び入りで参加するのはこれが初めてで、人生で一番空気を読んだ時間かもしれない。

一通り儀式を終えるとだんだんと人が奥の部屋に流れていく、ついていくと奥は食堂になっていてみんなトレーにカレーやナンやごはんをもらっていた。食堂は長い絨毯何本か敷かれていてそこに座ってみんなご飯を食べていた。ごはんの味は普通に日本のカレーよりもおいしいものもあり、ジャスミン米もちゃんとおいしかった。ナンは少しパサつき気味だったけど、ただ飯に文句は言えない。食中食後はみんなチャイを飲んでいた。僕は最初にもらった水を飲んでいたのだけれども、あとからその水は飲み水ではなく指を洗う水と知り恥ずかしくなった。